Speaker

内田剛也
高橋温子
岩田健男
 
高橋温子


歯周病患者の口腔機能回復治療
歯科衛生士に知ってもらいたい「咬合性外傷と関連する体癖と顎位の関係」

片側の顎関節円板転位側と習慣性咀嚼側は一致性があると報告されています。噛み癖のある側での度重なる補綴装置の破損や脱離、進行した歯槽骨吸収や歯の病的移動はこの顎関節円板転位側での習慣性咀嚼に伴う外傷性咬合が原因の場合も少なくないように感じています。
長期的に歯周組織を安定させ、機能を維持するためには炎症のコントロールと同様に力のコントロールも重要であり、習慣性咀嚼側に加わる外傷性咬合の影響を理解したうえでの治療計画の立案が必要となります。
本講演では右側にクリックを伴う局所重度歯周炎症例を通して歯周組織の回復を妨げる因子である外傷性咬合について、またSPT開始後14年経過した初診時に左側にクリックが存在した中等度歯周炎症例で経験した外傷性咬合によるトラブルを通して咬合性外傷と顎位の関係について考えていきたいと思います。
そして、力のコントロールが必要なケースでは、患者のライフスタイルや習癖を知ることも治療や治療後の管理を行ううえでは必要となり、チームアプローチが大切となります。
そのため、歯科衛生士の皆さんにも理解していただくため当院の歯科衛生士が行っている顎関節や体癖のチェックにも触れたいと思います。
 
内田 剛也 略歴
2002年 日本顎咬合学会  咬み合わせ指導医(742号)
2005年 日本歯周病学会  指導医(154号)
2006年 日本補綴歯科学会 専門医(1861号)
2013年 日本歯周病学会 評議員
2014年  日本歯科大学新潟生命歯学部 非常勤講師  
2015年  鶴見大学歯学部歯周病学講座 臨床教授
 
高橋 温子 略歴
2007年 日本大学歯学部附属歯科衛生専門学校 卒業
2007年 医療法人社団 内剛会 内田歯科医院 勤務
2013年 日本歯周病学会 認定歯科衛生士 取得