Speaker

上田秀朗
上田秀朗


 
若手歯科医師への提言!
  「Longevityを実現するための咬合再構成の考え方」
                  Parafunctionとの終わりのない戦い!

咬合再構成するうえで、欠損補綴に先立って歯列不正や歯周病等の問題を解決しなければいけないケースは多い。また、 臨床において一見咬合の問題がなさそうに見えても、フェイスボウトランスファーを採得し精査してみると、咬合平面の乱れが診断されるなど、歯周環境のみならず、咬合の観点からも環境を整備しておく必要のある症例は少なくない。 咬合の安定における最も重要な要素は、まず適正な下顎位の下で咬合平面を是正し、左右シンメトリックな歯列を構築することにあり、またそうすることで長期に安定した咬合関係を維持出来ると考える。さらに態癖や中枢系からのストレスブレーカーであるパラファンクションなどの顎口腔系に加わる非機能的な力を可能な限り取り除くことも必要となる。 実際、患者が顎関節の痛み等の臨床症状を認識していないとしても、顎関節のダメージを受けている症例が存在することも事実であり、多くの場合「咬合」というリスクが潜んでいる。 今回は咬合の安定という大きなLongevityの幹をいかに太くしっかりとしたものにするか、その着眼点について説明していきたい。
 
略歴)
1958年 北九州市生まれ
1983年 福岡歯科大学卒業
1983年 福岡歯科大学口腔外科第二講座研究生
1987年 北九州市にて開業
1997年 学位取得
2010年 福岡歯科大学総合歯科学臨床教授就任
2014年 USC Dentistry Adjunct Faculty 就任
所属学会)
日本顎咬合学会・副理事長・指導医
日本口腔インプラント学会・代議員•指導医
アメリカ歯周病学会会員(AAP)
Academy of Osseointegration会員