Speaker

小倉充
小倉充


ダイレクトボンディングの勘所
~いかに天然歯に近づけるか~

 昨今、耳にする機会が多くなってきた「ダイレクトボンディング」という治療法とはいかなるものか、またその手法とはどういったものかを臼歯部を中心にデモを交えてお話ししたい。
 臼歯部う蝕の治療法として多くの先生方がインレー修復を用いていると思うが、私は日常臨床に於いてインレー修復を行っていない。ではなぜインレー修復を行わないのか。
その理由を述べることによってインレー修復よりダイレクトボンディングによる修復のほうが優れているということがご理解いただけるであろう。
 また、今まで歯科医師は壊す(削る)のが仕事で、作るのは技工士という構図ができている中でダイレクトボンディングは歯科医師が作らなければならない。それも口腔内という狭い場所と限られた時間内で。
 そういった厳しい条件のもと、より天然歯に近く患者の満足度を満たすような溝と隆線の関係、色調、コンタクトポイントの作り方などをわかりやすく解説できればと思っている。
 時間の都合上、臼歯部のデモ中心で前歯部は解説だけとなってしまうが、理解しやすいようにStep by Stepでデモを行うので十分明日から使える手法をお教えできると思っている。ぜひ参考にしていただけたら幸いである。